8月16日に墨田川灯篭流しが行われ、ボランティアとして奉仕させていただきました。 元々灯篭流しとは、死者の魂を弔い灯篭を海や川に流す行事のことを指します。浅草で行われる灯篭流しには例年多くの人が参加し、各々思いを込め灯篭に火を灯します。その数は3000近くにも達し年々盛んな浅草行事となっています。関係者の話によれば今年は戦後70年の節目の年であることも加担し、例年に比べ参加者が多かったとのことです。
我々、東洋ローバークルーの主な仕事は灯篭への点火、参加者の誘導でした。女性陣は灯篭への点灯、男性陣は参加者の誘導の役割を担い、各々仕事に尽力しました。
私自身も誘導の仕事に従事しました。その仕事も板についてきた頃、参加者から灯篭が流れる方向について問われました。私は自分が思い込んでいたままに、間違った方向を教えてしまいました。後ろに並んでいた方に指摘してきただき訂正できたものの、苦情に繋がったかもしれない過怠でした。行事を作る側としてしっかりとした知識を持っていなければいけないと痛感しました。
また、海外からも多くの方が参加する中、写真撮影を頼まれる機会がありました。引き受けたはいいのですが、日本のいわゆる”はい、チーズ”にあたるセリフが思いつかなかったため、とっさに浮かんだ”スリー・ツー・ワン・ゴー”という言葉を掛け声とてしまいました(万国共通のそれは”Say cheese”)。自分の英語力の低さに落胆しました。
この2つの出来事から、行事に関する知識が中途半端のまま奉仕に参加してしまった事、英語力が足りていな事、この2つが私自身の反省すべき点として挙げられます。こういった行事にボランティアとして助勢するということは行事参加者より多くの知識を持ち、国際共通語であり、できることが当たり前となっている英語の、最低限の語彙は身につけなければならないと強く感じました
私と同じようにクルー達にも各々思うことがあったはずです。後日行われる反省会で反省し、改善点を見つけ、次につなげたいです。
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4年 増井秀一郎
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